お食い初め膳

高知のお食い初め

高知では、「100日祝い」とも言われ、赤ちゃんのお祝い行事で、赤ちゃんの歯が生え始める生後100日から120日頃に「一生食べ物に困らないように」と赤ちゃんの健やかな成長を願う日本古来の伝統行事です。そんな、赤ちゃんにとって一生に一度きりの行事を城西館でお祝いしませんか。城西館では、写真のような「お食い初め膳」がご用意できます。

“歯固め石”とは

石に触れた箸で、赤ちゃんの口に触れる「歯固め」という儀式で使われる石のことです。強い歯でしっかり食べ物を噛み、丈夫に育って欲しいという願いが込められています。

ご自分で用意される場合は氏神様の境内の小石をお借りし、お喰い初めで使用したのちお返しします。

〈順番〉一例

参加されている親族の中で一番長寿の方（男の子なら男性、女の子なら女性）のひざの上にのせて（男の子は左ひざ、女の子は右ひざと決まっている地方もあります）

1. 一回目 … 赤飯→吸物→赤飯→焼鯛→赤飯→吸物
2. 二回目 … 赤飯→煮物→赤飯→吸物→赤飯→梅干し
3. 三回目 … 赤飯→吸物→赤飯→※固めの石→赤飯→吸物

と、赤ちゃんに食べさせる真似をします。

• 「固めの石」にお箸を軽くあてて、そのお箸を赤ちゃんの歯ぐきに軽くあてます。
• 「固めの石」を使わない場合は〈一回目〉を3回繰り返します。